久米けいすけのブログ


by kumekeisuke

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 山口県特別支援教育ビジョン実行計画案が県教委から示され、九月六日からパブリックコメント(意見募集)が行われています。

 計画案は
 ①小・中学校の「障害児のための特殊学校をなくし、「特別支援教室」をつくる。(当面特殊学級を存続させる)
 ②養護学校を地域の障害児教育の中核に位置づける。
 ③学習障害(LD)・注意欠陥/多動性障害(ADHD)などの子どもたちを障害児教育の対象とする。

 という内容になっています。LDなどの子どもたちを新たに対象にすることは喜ぶべきことです。しかし、これら「改革」には財政的裏づけが保証されていないのです。実は「はじめに効率化ありき」の計画となっていることが重大なのです。
 計画案は文部科学省の方針に沿うものです。最近の国の政治は「なんでも競争」という論理に凝り固まっています。「格差がでるのは、努力の結果だから当然だ、社会の活力のために格差は必要」というわけです。そして「自己責任」です。
 アメリカ軍の再編には三兆円国家予算を出すけれど、自分の国の福祉や教育の予算はできるだけ削り、当事者たちでなんとかしてください というのが国の考えです。
 文科省や県教委のやり方は、従来からの障害児の保護者とLD等の保護者を対立させかねません。本来は手をつなぐ人たちを、バラバラにし対立させる手法が使われています。
 すべての障害児のニーズにあった教育を実現するという立場で、県民合意のビジョン実行計画を策定させようではありませんか。
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by kumekeisuke | 2006-09-22 09:52 | 教育