久米けいすけのブログ


by kumekeisuke

イノベーション

 「イノベーターとしての山本五十六」という小論文を読みました。もとよりイノベーションのない組織は間違いなく早晩ほろびます。常にイノベーションが必要です。私のように小さな組織を預かるものでもその思いは強いものがあります。

 山本五十六は確かにイノベーターとして優秀だったようです。しかし限界もあったことが記されています。日本海海戦の大勝利により、日本海軍はイノベーションが弱かったようです。アメリカ相手に敵がくるのを待って艦隊戦を挑んで殲滅しようということだったようです。さすがに山本五十六はそんなことは考えなかったようですね。真珠湾まで出かけて行って航空機で相手に大きな損失を与えました。しかしやはり空母軽視の傾向はあったようです。戦艦をやっつけてこれで良しとしたところにあらわれています。そして連合艦隊のような大きな組織の長は苦手だったと自分でも考えていたようです。もうワンランク下のリーダーを要望していたようです。

 山本五十六はある意味神格化されています。飛び切りのイノベーターのように言われていますが、実際はそうでもないのかもしれません。岩国市には山本五十六ゆかりの宿があったりして、信奉者は多いと思います。でもちょっと不思議なのです。もともと長州といえば陸軍でしょう。海軍は薩摩閥です。おまけに山本五十六は長岡藩の藩士出身です。岩国市は毛利支藩だったので、長州意識というのは意外と薄いのかもしれません。まあ私はそういうところが好きなのですが・・。

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by kumekeisuke | 2017-12-28 20:49