タッチアンドゴーもいろいろ
2017年 11月 13日
艦載機は空母に着艦するという特殊性を持っています。空母の着艦甲板(アングルドデッキ)はニミッツ級空母でわずかに約245mです。前進し縦にも横にも揺れる空母への着艦はパイロットにとっては至難の業のようです。着艦に失敗すればすぐに飛びたてるように出力は維持したまま失速し、機体を打ち付けるように着艦します。「制御された墜落」とも呼ばれるようです。着艦訓練など見ていますと、確かに地面についた時にはバウンドしているように見えます。急降下・急上昇を連続するゆえに騒音被害は甚大なのです。おまけに限られた時間内で訓練を強行するから一層被害が大きくなります。タッチアンドゴーもいろいろです。
訓練空域の問題、愛宕山スポーツ施設の問題など話したいと思います。