久米けいすけのブログ


by kumekeisuke

off the wall

 先週高知県沖で墜落したFA18Cのことについて、本国ではどのように扱われているのか少し調べてみました。

 8日にテレビ局の取材に答えたのですが、海軍安全センターによれば、海兵隊のFA18(すべて単座のAプラスかC)は7月以降この半年で6機が重大事故のクラスAの事故を起こしています。

 なぜこんなに事故が集中するのかとの記者の問いに少しはぐらかして「大きな問題があると言わざるを得ない」ぐらいにしていました。確証はなかったのですが、FA18の数が少なくなって無理な運用を行っていると考えていたのです。でもやはり電波にのせるとなると何か裏付けがいりますよね。

 この事故を扱ったUS Naval Instituteの記事を読むと事故の背景らしき扱いで、「海兵航空隊の即応態勢は低い予算措置が続けられ、通常の作戦任務よりテンポが速い」とされています。決して事故の原因とは書いていないのですが、やはり本国でも海兵航空隊の運用に問題があると考えているようです。

 海兵隊総司令官(ロバート・ネラー)は海兵航空隊の事故が前年より多いことは認めていますが、off the wall(突出した)ものではないとしています。しかし海兵航空隊全体での統計的傾向はともかく、FA18の事故っぷりはあきらかにoff the wallです。

 ところで亡くなったフレデリック大尉の乗っていた事故機は何番機だったのでしょうか。海軍安全センターでは事故機はビューローナンバー163755なのです。この機体は部隊ナンバー201で隊長機です。しかし彼の名前がコクピット下についている機体は203です。これが彼の愛機のはずですが・・。こういうこともあるのでしょうか?
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by kumekeisuke | 2016-12-12 18:44