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久米けいすけのブログ


by kumekeisuke

伊那谷の老子

 土曜・日曜日と加島祥造さんの「伊那谷の老子」を読みました。この本は10年も前に買って読んだ本ですが、あらためて読んだしだいです。10年前は正直よくわからず、なんでこんな本がいいのだろうと思ったぐらいなのですが、4年前から加島さんのファンになっていました。きっかけは「私が人生について語るなら」という青少年向けの本を読んだことです。

 この本は今私の一番好きな本です。相当に読み込んでいます。「伊那谷の老子」は加島さんがタオイストになった直後の本で、難しい読み物という風です。でも「私が人生に・・」を読んだ後は、非常に理解できることが多くなって、今度はしっかりと読むことができました。

 二つの本には15年のタイムラグがあります。その間おそらく加島さんの思想にも人格にも発展があったのではないですか?「私が人生に・・」は加島さん流に言うととても柔らかな感じがするのですが、「伊那谷の老子」はごつごつした感じなのです。加島さんは老子が水を讃えているとしていますが、まさに水のもつ力強さと柔らかさなのです。   11月9日
by kumekeisuke | 2015-11-09 19:30