CV22の役割は
2015年 05月 14日
2015海兵航空計画にはF35Bの作戦計画が載っています。中国の接近阻止・領域拒否(A2AD)にいかに対するかということで、F35Bはとても大切なのだそうです。中国との戦争が始まれば主要基地は攻撃されて、米軍は一度太平洋のかなたまで退きます。その後反転攻勢に転じて空軍と海軍が一気に水平線の向こうから攻め込むという「エアシーバトル構想」がよく言われているところです。
F35BはA2ADに対して垂直離着陸機というところを生かして、敵の(中国の)攻撃からのがれて中国本土を攻撃するという役割です。その先は書いてないのですが、そういう作戦が行われている中で、空軍と海軍の本体が攻め込む作戦と思います。
F35Bの運用は海兵隊のオスプレイVM22とセットで考えられているようです。A2ADには垂直離着陸が有効なのでしょう。そう考えれば佐賀空港に自衛隊のオスプレイを配備したりすることは道理があります。CV22はF35Bのように分散して配備され、どこにいるか中国にわからないように運用されるのではないですか?ともかく民間の航空基地を含め日本全国どこにいくかわかりませんよ。 5月14日