アベノミクスの結果
2014年 11月 20日
ある経済学者の本では、日本の預金額は2017年ぐらいから減少するらしいです。そうすると膨れ上がりつつある国債を銀行が購入できなくなり、いよいよ国債の金利が大きく上昇するのではないかと予測されていました。こうなると国民生活は大げさにいえば破たんですね。そしてアベノミクスはそのスピードを加速させているというのです。対抗してできることは財政のバランスをとることだそうです。そのためには従来の経済成長信仰をやめるべきなのだそうです。
先日ある銀行人と話す機会がありましたが、銀行は自分のところの預金額がいつ減るかについて把握しているようです。間違いなく地方銀行の預金額は数年後に減少します。なぜなら預金を持っている高齢者が少なくなりますからね。そうすると今度は地方銀行の再編ですね。すでに水面下では地方銀行は相当ハードな戦いを行っているようです。この10年で日本の姿がおおきく変わることは避けられそうもありませんね。 11月19日