久米けいすけのブログ


by kumekeisuke

世界の港湾分析2002

 告発サイト・ウィキリークスに「世界の港湾分析2002」という資料が載せられていました。全体で2858ページにも及ぶ膨大なものですが、文字通り世界の港湾施設を米軍がどのように使えるかという視点から分析したものです。岩国基地関係も17ページありました。国際政治学者のNさんが3年前送ってくれたのですが、私なり訳して、記者会見もしてかつ県議会で取り上げたことがあります。

 岩国基地の港湾施設について、沖合い移設前と後とを比較しています。そして沖合い移設後の岩国基地について「将来の港湾施設は、アメリカ軍の海上輸送作戦を支援するに十分な能力を持つものである」と結論付けています。港湾施設の能力とは単純に岸壁に接岸できる船舶の大きさで表わせられるものではありません。降ろした荷物をいかに目的地に運ぶかが大きな要素となります。分析は陸上輸送・海上輸送・航空輸送と行われていました。

 昨年、オスプレイが岩国基地に陸揚げされたとき、基地司令官は「岩国基地は西太平洋の補給のリンチピン」と言っています。リンチピンとはそのピンが外れるとばらばらになってしまうような要のピンのことです。「死活的に重要」と私は訳しました。なぜ今回のオスプレイの陸揚げが岩国か、それは米軍にとっては必然です。沖合い移設でこんな機能強化が行われるとは多くの市民が思ってもみなかったでしょう。

 21世紀のいまこんな政治的ペテン劇が許されていいはずがありません。港湾施設は移設前の機能に限定するべきです。   7月2日
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by kumekeisuke | 2013-07-02 18:14