美しい想い出が生きる力となる
2013年 03月 01日
周防大島町の出身、「旅する巨人」といわれる民俗学者の宮本常一さんは、教師時代子ども達に「美しい想い出をたくさん作っておくことだ。それが生きる力になる」といわれています。
感受性の強い、多感な青春時代を本校に通われたみなさん方はこの間東分校ならではの素敵な時間をお友達や先生方と共有されてこられました。十分に生きる力を身につけられたことと存じ上げます。
本日のみなさん方は、ご自身では気づかれていないかもしれませんが、大きく成長されています。どうか本校で学ばれたことを糧にして、これからの人生大きく飛躍してください。
みなさん方は、本校において、一人一人が大切にされるという貴重な体験を持つことができました。これからは自分自身で自らを大切にする気持ちをしっかりと持ち続けてください。自らを大切にする人は周りの人も大切にすることができます。そして、そうできる人は困難に打ち勝ち、将来に希望を見出すことができるのです。
私はみなさん方がすばらしい人生にめぐり合えることを確信しています。ご多幸をこころより祈念申し上げ、祝辞といたします。 3月1日